活動の動機 ①福祉を知ったきっかけ〜知った後
基本いつでも憎しみドリブン です。この世の理不尽が憎いhealthy-sato.icon 福祉を知ったきっかけ
1️⃣ 大学の部活
それまで直視できなかった母の統合失調症について初めて調べて正しい理解を得るきっかけになりました。
内なる偏見があったこと、よかれと思った家族としての対応はすべて間違っていたこと、未治療期間を伸ばしてしまったこと。自分のふるまいが母の病状を悪化させてしまったことに気づきました。
このとき生じた罪悪感と絶望が今の行動につながっています。
「いい大学に入れば現状から抜け出せる」。2浪して慶応大へ入った。1年のときに全日本学生弁論大会に出場し、統合失調症患者をとりまく現状や政策提案についてスピーチをした。その過程で、知らなかった福祉の制度や支援策が山のようにあることに気づいた。母親の障害年金すら申請していなかった。
「こうした情報を必要なときに活用できていたらよかったのに」。必要な人が、適切な支援を簡単に利用できるようにしたい――。当事者だった自分ならではともいえる夢の一端が見えた。
2️⃣ LITALICO発達ナビ編集部ライター 2017年
ライターとして、精神障害者が利用できる福祉支援等に関する記事を10本程度執筆。
代表記事
福祉を知ったあと
親とか妹とか自分自身の制度周りの環境整備がめちゃめちゃ大変だった
支援の存在を知ったところで、その先もめっちゃ大変だと身をもって学んだ。
お悩みハンドブックの利用体験の設計において、支援を「使う」 ところまで絶対に何が何でもサポートすべきという(異常な)こだわりはここから生まれてます。 世の中には、個人の努力や意志では対処するのが難しい困難に対して、多種多様な支援が用意されていました。困ったときに、その時々で適切な支援を使えていれば、状況がより複雑化したり深刻化するのをある程度防ぐことができるようでした。
なのに、さまざまな要因から、必要なときに支援は使いづらく、運と偶然で場当たり的に支援とつながるしかないようでした。そのために、 本来なら避けられるはずの困難が生じてしまう現状がありました。
テレビやニュースを見れば、同じような思いをしているのは私や家族だけではないのは明らかでした。
現状に到底納得できませんでした。誰もが、しんどいときに役立つ支援をかんたんに利用できるようにしたいと思って、この取り組みをはじめました。